お問い合わせ

2018.10.05

「みえ地域共創塾2018」第3回を開催しました

10月5日(金)アクティブラーニングスタジオにて、事業計画書の最終発表会をメインとした「みえ地域共創塾 2018」の第3回を開催しました。
講師陣は、今回も地域創生担当副学長の松田裕子塾長(前 三重県南伊勢町まちづくり政策監)とともに、内閣府のシティマネージャー経験者である次の3名の強力なメンバーです。
<五十音順>
・阿部剛志氏(前 新潟県粟島浦村総合政策室長、三菱UFJリサーチ&コンサルティング主任研究員)
・井上泰一氏(前 愛知県豊根村ビレッジマネージャー、野村総合研究所プリンシパル)
・丸山武志氏(現 滋賀県米原市シティマネージャー、日本総合研究所上席主任研究員)

この最終発表会には社会連携担当の鶴岡理事と、人文学部の豊福副学部長(伊賀サテライト兼務教員)が参加し、発表後にはそれぞれの専門性を踏まえた質疑応答が行われました。

各自治体の塾生が創り上げた事業計画には、ウォーミングアップ研修時の構想内容から大きく飛躍したものもあれば、今後の伸びしろを期待するものもありました。
「みえ地域共創塾」で検討を重ねた4つのテーマは、多くの自治体が共通して抱える課題でもあります。それぞれが事業として形を成していくことで地域創生に繋がることが期待されます。

真剣勝負の場であった最終発表会の後は、前回同様一つのテーブルに講師、塾生の全員が集い、苦労を分かち合った者同士がお互いの健闘を称えあいながらの昼食会となりました。

昼食会の後は、3名の外部講師による補講です。塾生のより一層のスキルアップを目指した専門知識の習得に加え、各講師の持ち味を生かした切り口で、各事業計画書に沿った留意点、良い点、再考するべきポイントが提示されました。
各講師からは、巣立っていく塾生に対して、今後の成長に期待を込めたメッセージがプレゼントされました。

最後は、全員でこれまでの塾全体を振り返りました。それぞれが「みえ地域共創塾」を通して、どのような変化があったか、プログラムに対する率直な意見や官学連携のあり方などについて活発な議論が繰り広げられました。

「みえ地域共創塾 2018」の締めくくりは、「修了式」でした。専門知識を習得し、事業計画書の練り上げに奮闘した11名の塾生一人ひとりに対して、松田塾長から「真摯にプログラムを受講し、地域を牽引する基幹人材『みえを創る人』として着実に成長した」証となる修了証書を授与しました。「みえ地域共創塾」として初めて交付した修了証書には、塾長から塾生への想いと願いが込められています。

縁あって集った塾生は、三重の地域創生にとって誇るべき人財です。塾生の皆様が地域の現場で一層輝きながら活躍されることを心から応援しつつ、三重大学は地域共創の基盤づくりに取り組んでいきます。

三重大学地域創生推進チーム
「みえ地域共創塾」担当

TEL 059-231-6272
FAX 059-231-5722