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2019.09.09

「とば地域共創塾 2019」第2回を開催しました

8月29日(木) ~30(金)「とば地域共創塾 2019」第2回を開催しました。

講師陣は8月1(木)~2日(金)の第1回に引き続き、松田裕子塾長(地域創生担当副学長)と、同じく内閣府のシティマネージャー経験者である次の2名です。
・深谷信介氏(前 茨城県櫻川市参与他、博報堂スマート×都市デザイン研究所長 )
・加藤倫之氏(前 三重県志摩市副市長、現 伊勢志摩総合研究所)

第2回は前回の鳥羽市役所から一転、三重大学で行われました。会場の雰囲気も一変し、講師も塾生もどこか緊張した面持ちでのスタートとなりました。
まずは、松田塾長による前回の振り返りの後、「離島振興チーム」「とばしあわせチーム」の順番で、本気で課題解決したいと考える地域の問題に関するロジックツリーを用いた事業案の内容・方向性の整理のプレゼンが行われました。これに対する塾生・講師からのコメント・質疑応答により、各チームのできている点、足りない点等を具体化していきました。
 

そしていよいよ、各チームの事業計画案の発表です。ロジックツリー説明と同様に、「離島振興チーム」「とばしあわせチーム」の順番で、プレゼンテーション。発表後の質疑応答を通じて、最終回での市長へのプレゼンテーションを見据えつつ、ブラッシュアップすべき点を、一つ一つ「見える化」していきます。
 
続いて、「事業計画の実行力~戦略と戦術~」というテーマで、松田塾長の講義と、事業計画案に関連するSWOT分析のワークを通して、鳥羽市を取り巻く環境と鳥羽市の強み・弱みについて、各チームで話し合いました。
ここからは、松田塾長から加藤講師へバトンタッチ。加藤講師からは、今回の事業計画を題材としたワークショップデザインの技法が実戦形式で伝授され、チーム内での実施体制・ステークホルダーの認識の共有等、具体的な合意形成の方法論について学びました。
 


1日目最後の総まとめは、グループワークです。伝授された知識・テクニックを活かす為、まさに「万里一空」の思いで各チーム奮闘しました。
グループワークの議論冷めやらぬまま、懇親会へ移動。塾本番では伝え切れなかった本音や思いを、ざっくばらんな会話の中で聞くことが出来、交流が一層深まりました。
今回の塾生は鳥羽市役所。そして、開催日はまさに29日。普段から海鮮が身近ということで、「ぱせお」の料理長に依頼したのは「肉尽くし」のコースオーダー。津餃子、松阪牛の握り寿司、松阪豚の焼きしゃぶ、錦爽鳥の唐揚げをはじめとした三重県産の「肉」をふんだんに使用した料理の数々で、一同、心から大満足となりました。

2日目は、1日目に引き続き、各チームに分かれてグループワークを実施。第3回に向けて、事業計画のブラッシュアップを目指します。
最後に、深谷講師から「プレゼンテーションスキル」に関する講義が行われ、鳥羽市長への最終発表会に向けた叱咤激励を頂きました。
 


約1か月の準備期間をとって迎える第3回は、鳥羽市長への事業計画書の発表会。この間、塾生たちは第2回までの講義内容や質疑応答・グループワークで議論した内容を精査し、チーム内での合意形成を図りながら、事業計画書を練り上げていきます。
1か月、長いようであっという間に過ぎる時間だとは思いますが、最終発表会に向けて、三重大学も伴走できるよう頑張ります。

三重大学地域創生推進チーム
「みえ地域共創塾」担当

TEL 059-231-6272
FAX 059-231-5722